亀甲竜の塊根は埋めない方が亀裂が成長するのは本当なのか【検証】

亀甲竜を実生する際に必ずといって良いほど「塊根を埋めた方が大きくなり、埋めない方が亀裂が成長する」というのが話題になります。

今回は「塊根を土に埋めない方が亀裂が成長する」という噂が本当なのか、実際に100粒の種子を使って検証してみましたので、その結果をまとめさせていただきます。

検証結果

実験の結果、実験期間が実生してから半年間と短い期間だったために大きな違いはありませんでした。

しかし、全く違いがなかったわけではありません。覆土なしの方は半年目にしてようやく亀裂が入り始めました。

 

亀裂の状態の違い

亀裂に関しては覆土ありグループに亀裂が入った個体が一つもなく、覆土なしグループが半年目にしてようやく亀裂が入り始めた個体が数個出てきたといった感じです。

大きな違いではありませんが、確実に覆土なしグループの方が亀裂が入る時期が早いように感じます。

 

まとめ

実生から半年時点では亀裂に関して大きな違いは生まれなかったものの、徐々に亀裂が入り始めているのも事実です。このまま成長していけば差はどんどんと広がっていくと思われます。

亀甲竜の実生については覆土の有無による亀裂の差のほかにも、「塊根を埋めた方が大きくなる」という噂もあります。

そちらについては下記の記事で解説しておりますので、気になる方はぜひご覧ください。

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